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2024 .05.06
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お久しぶりです。長期間さぼってました。またぼちぼちやっていければと思いますが、どうなることやら・・・。
21の大ゲイマガケはあんまり見たことない手です。一見戦いの手に見えますが、45までの黒の動きを見る限り戦うというよりは早収まりを目指した手なのかもしれませんね。だとすればまさに立誠流って感じです。
46からの白の動きはとても不可解です。57までで白は何かを得たのでしょうか?将来取られた白を利用して攻め取りにできる手が残っているのでしょうか。 72からの動きもよくわかりません。結局切った一目が取られて白は低位に押しやられてしまっただけに見えます(ちなみに切った白石78はシチョウではなく ゲタで取られています)。ここまでの流れはどうも黒に分があるように思えますが、ほんとのところはどうなんでしょうね。
後半色々あったのですが詳細がよくわからないので割愛します。左上のあたりでねじり合いが起こっているので興味ある人は見てみてください。
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珍しく(初かな?)二日連続の更新。昨日に引き続き本因坊戦から。
解説によると「白14まで白好調」とのこと。左上黒9で定石通りC17にコスめば問題なかったのだろうが、ひとつの趣向として理解したい。
黒41までコスミが三つ連続した形はなんとも薄くて気持ち悪いですね。黒が左下に食い込んで白に数子を取り込まれてしまったのはフリカワリと言うんでしょ うか。しかしコウ残りでもあるし、収支が合わず、依然白好調だと思われます。ただし、解説では「白64はO17にカカりたい」としています。まだ小さいの でしょうね。
さらに解説には「黒65はR14がまさった」とあります。厚みに近く、左辺の方が広いので確かにうなずけます。しかしそれならば白としても64でR14にカカるほうが自然なようにも思えますが。
黒91まで露骨に上辺を囲いにいきました。右辺からの白を堅めてしまうぐらいの大きなところだったでしょうか。個人的にはそうは思いませんが早めに地をとってしまって、相手をジリ貧に追い込む作戦かもしれませんね。
125に切られてかなり薄くなってきました。白の敗着は146。これで右辺からの白が頓死しています。周りの黒がガチガチなので白も紛れを求めることができないのかもしれません。直後の投了となりました。蘇八段としてはさぞ無念だったことでしょう。


3年前の本因坊戦リーグから。
序盤から互いの石がはりついた直球の攻防が続きます。この攻防はとても見応えがあっておもしろい。67の手で右辺が止まっているのもシャレているし、外勢 の代償として得た白の地も多いので結果としてもいい勝負だと思います。ただ、少し気になるのが71の手で、薄いのが気になります。
77は意外な手。攻めるにしてもツケていくと必然的に白の石が堅くなります。同時に黒の石も強くなるわけですが、とすると黒はP5の断点を気にしたのかも しれませんね。と思ったらそういうわけじゃなく、右下白の薄みを利用して眼をとろうという目論見だったようですね。ただ、下辺の白をつついた結果、止まっ ていたはずの右辺への進出が復活し、黒は95に手をいれることになり後手を引いてしまいました。この95が敗着だったようで、解説には「黒M7、白M6と 打って先手を取る一手だった。」とあります。
102から108まで、露骨に形を決めていって紛れの余地をできるだけ無くそうとしている意図が読み取れます。 終盤に投げ場か勝負手かはわかりませんが、黒に負担の大きなコウが発生し、白がそれに勝って黒が投げました。この後最後まで打っても白が8目ほど勝ってい ます。

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