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2024 .05.06
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 最近も一度李昌鎬の碁をとり挙げたわけですが、その時も今回も『李昌鎬名局撰集 上』という本から得た棋譜です。「李昌鎬著」と書いてあるので棋譜の解説は本人によるものでしょう。
 本局も四段当時の碁です。感想としてはあまり感じるものはありませんでした。序盤左下の形は双方きれいなので見ていて気持ちいいですね。全体的に白が鈍重な動きをしています。
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KBS戦とは、おそらく日本のNHK杯戦のようなものだと思います。1989年、李昌鎬四段(当時)の碁です。並べてみるとわかるかもしれませんが、妙に黒の打ち方が稚拙に見えます。当時まだ韓国は現在のように強くはなかったはずなので、それが反映されているのかもしれません。どのように稚拙かといえば、とにかく黒の狙っていることが丸わかりなのです。プロの碁といえば、読みが深くて一手一手の意味を推し量るのは難しいはずですが、本局の黒は全く逆です。この稚拙さはプロ独特だとか、そういう高尚なものではなくアマチュアに通じるものがあります。


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