囲碁やなんやかや

久しぶりの更新。この碁は横田九段がよく犯してしまう悪いところが出てしまったと思う。本手と甘い手の見分けは本当に難しい。

黒の清成九段は有名ですね。棋風は僕が見る限りとても厳しく、また新しい形を果敢
に試すチャレンジャーといったイメージです。

解説欄によると石井新蔵九段はとても研究熱心で、自分の手合いがない日でも
棋院に来て他の棋士の対局について検討されているそうです。
横田九段は私の最も好きな棋士の一人です。同じ岡山県出身であることもその要因
のひとつですが、最も大きいのはその重厚な棋風です。慌てず騒がず厚く構えを築
いていき、機を見て相手にプレッシャーをかけることで得をはかっていく。この碁は横
田九段の良さがとてもよく現れていると思います。

坂井七段はリーグ戦などトップクラスで活躍中ですね。
僕は大山九段の棋譜は今のところ本棋戦でしか見たことありません。

黒は当時三段ながら既に頭角をあらわしつつあった瀬戸大樹（現七段）。
白は去年心筋梗塞で亡くなってしまった橋本昌二九段。橋本九段は本棋戦で12回優勝を経験しており、関西棋院名誉第一位の称号を持っています。